ひさしぶりに、僕の一番好きな悟空のやられ、映画のVS人造人間から、何回かに渡って小説形式でお送りします。
とつぜんあらわれた人造人間たちに、地球最強の戦士、孫悟空は、思わぬ苦戦を強いられていた。
それもそのはず、人造人間たちは、ドクターゲロの作ったスーパーコンピュータで、悟空を分析し尽くしていたのだ。
戦闘の動き、癖、パワー、スピード、間合い、etc。
そして戦いながらも、致命的な弱点の発見へ向けて、さらなる計算をつづけていた。
地球最強の男を一撃で倒しうる、致命的な弱点は……?
二体の人造人間に、まるでオモチャのように弄ばれる悟空。
悟空の動きを完全に読みきった二体のコンビネーションに、さすがの悟空も手が出ない。
あたりに悟空のやられる声が響いていく。
とどめとばかりにWパンチを顔面に受け、氷壁にめりこむ悟空。
「くっくっく。なんだぁ? この男。まるで歯ごたえがないぞ?」
「地球最強の男も、ドクターゲロ様の叡智の前では赤子にひとしいということか……そら、落ちたぞ。まるでゴミだな」
剥がれた悟空の体が雪原へ叩きつけられ、雪煙が舞う……。
「さあ、立て。立って向かってこい、孫悟空」
「きさまが倒れたまま起き上がることができなくなったとき……そのときが、地球の最後だ」
コメント
いいですね(´ω`)
続き楽しみにしてます!
やっぱり悟空のやられはいいですね