競パン戦士大輔 イメージ

大輔のイメージはいくつかあるんだけど、非実写絵だと一番合うのがこのイメージ。パンツの色は赤だけど。
短髪で男らしい顔つきに、筋肉質の体つき。
敵怪人から快楽責めを受けても、必死に歯を食いしばって抵抗してるとこがいい。
　
　

　
　突如目の前にあらわれた悪の少年科学者は、大輔のバトル競パンの弱点を解析し尽くしていた。
　触手状のナノマシンに、バトル競パン内部への侵入を許してしまい、競パン戦士のエネルギー源である肉棒自身を、直接責めあげられる大輔……。
　
「ぁっ、ぁぁぁっ、、ぅぅぅっ……ぅ」
「くくっ。手も足も出ないみたいだねえ？　攻撃力90%低下、防御力95%低下、全身を包んでたアクアパワー、すっかり消えちゃったみたいだよ？」
「ぐっ…ぅっ……ぁぁっはぁ……！！」
「お兄ちゃんの感じる快楽の中で最大限の、けれど射精しない範囲の性感攻撃パルスを食らう気分はどう？　生き地獄だろ？」
　
　折れそうなほどに歯を食いしばり、必死に競パンのなかを蠢く刺激に耐えようとする大輔を、少年科学者は腕組みをして、愉しむようにみつめる。
　もぞもぞと蠢くバトル競パン。
　その膨らみから、白い糸状の液が滲みはじめる……。
　
「ぁっ……ぅはぁっ……！」
「この拷問を5分以上耐えたやつはいない。このままずっと続ければ、いくら競パン戦士といえど廃人だ。……さぁ、素直に負けを認めて、射精させてくださいって言えよ。そうすれば、ひと思いに気持ち良くしてあげるからさ」
「ぁっ、、ぅぁ……ぉぁぁ……」
「さあ！」
「……ぅ、ぅぅ……だ、だれが……そんなことを……」
「……ふん。強情なやつだな。まあいい。ボクもそこまで鬼じゃない。壊れる前に、射精させてやるよ」
　
　少年は計器のスイッチをひねって出力を最大にする。並の男ならば数分で我慢しきれずに噴き出す出力だ。
「ボクの計算では、きっかり一時間後に、お兄ちゃんは耐え切れなくなって射精する」
　這いまわる触手に己の肉棒をしごきあげられる地球最強の戦士の、絶叫のようなよがり声が響きわたる。
「……サヨナラ、競パン戦士」
　そのまま、くるりと大輔に背中を向けて、少年は部屋をあとにした。
　
　10分経過、20分経過、1時間経過……。
　響き渡っていた大輔の苦鳴も、徐々にか細くなっていき……いつしか消えた。
　
　
　そして翌日……。
　やってきた少年は、計器を確認し、愕然とする。
　
「ば、バカな……。出力最大の責めを受けて、まだ射精していない、だって……？
　こ、こんなの完全に計算外だ。ボクの計算が外れるなんて……。
　な、なんて精神力……これが、競パン戦士の力なのか……」
　
　正義の戦士の意思の力に、呆然とし、我知らず畏敬すらこめて、少年は大輔を見つめた。
　
　大輔はもはや、反応すらできない状態だった。
　バトル競パンは垂れ流し続けたプレエナジーだけで、べちゃべちゃに穢されている。
　攻撃力99%低下、防御力99%低下、生命力99.9％低下。
　わずかに残ったエナジーすら、バトル競パンの中心部に強制的に集められている。
　競パン戦士大輔の敗北率、99.999999％
　
「……ふ、ふふ。そ、そうだ。慌てることはない」
　
　白目を剥き、口から蟹のように泡を吹き出し、ぴくぴくと痙攣するだけの、大輔の肉体。
　汗にまみれたその肉体を見つめながら、そうだ、そうだと少年は笑う。
　
「おまえは死ぬんだ、ボクの計算どおりに。所詮おまえは筋肉だけのサル。ボクの頭脳の前には手も足も出ないんだ。そら、もう声を出す気力もないだろう」
　
　大輔の髪を鷲掴みにして上げさせ、無様な戦士の顔を満足そうに堪能する。
　自分の計算は絶対――勝利を確信する少年。
　だが一瞬だけ瞳に焦点を戻した死にかけの競パン戦士の目には、まだ闘志が耐えていない……。
　
「な、なぜだぁっ！」
　少年は叩きつけるように計器のスイッチを押す。
「なぜ、おまえはそこまで正義を信じるんだぁっ！」
　たちまちはじまった最大出力の快楽責めに、大輔の絶叫が響き渡る……。
　
　
　射精寸前で止めると、少年は大輔に歩み寄った。
　痙攣する大輔を視線で嬲りながら、ケタケタと笑う。
　
「いま射精をすれば、おまえは完全に抜け殻だ。
　そして、ボクの計算では、もうほんのわずかな刺激……亀頭を一掴みするだけで、もはやおまえは耐えられない」
　
　少年はニヤリと笑うと、手を伸ばしていく。
　突き出されテントを張った……バトル競パンの膨らみへ向けて。
　
「おまえの正義の心とやら……機械じゃない。ボク自身のこの手で、打ち砕いてやるよ」
「……………………ぁ、ぁ」
　
　そのプレエナジーでべちゃべちゃになった競パンの膨らみに、指先を伸ばす。
　……染みの滲んだ突っ張りの先端を、そっと優しくつまみこんだ。