ぐったりとうつ伏せに倒れた悟空をにやにやと見下ろす人造人間。
悟空の体を精密にスキャンし、にやりと笑う。
「睾丸が1つ潰れ、もう1つにもひびが入ったようだな、孫悟空。
内蔵にダメージを受け、背骨も折れかけている。
コンピュータの計算によれば……おまえの戦闘力は99%減。死亡確率99.8%。
……もはや立ち上がることなどできまい。きさまは、終わったのだ」
「…………」
「もはやトドメを刺すまでもない。ゆっくりと死んでいけ。
さて、きさまが倒れたまま起き上がることができなくなったときが地球の最後、と言ったな。
……約束どおり、地球を破壊してやる」
立ち去ろうとする人造人間。
「……ま……て……」
「ま……まだ、だ……」
「ほう? まだ立ち上がれるとはな……」
よろよろと手をつき立ちあがった悟空を見て、人造人間はニヤリと笑う。
「データでは、貴様はもはや戦闘不能……立ち上がることのできる確率は、0.1%にも満たないはずだが。
すばらしい精神力だ。ほめてやろう。
だが立ちあがった貴様を待つのは……より確実な死だ」
人体を一瞬で破壊してしまうほどの強烈なエネルギーが、人造人間の手のひらに集中していく。
悟空! 逃げてくれっ!!
そんなボロボロの体でくらったら……!
「グワーーーッハッハッハ! !
見たか人間ども!
正義などしょせんこの程度だ!!」
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イケメンの青年トランクスのやられ希望